後立山末端 一夜山(851m) 2011年10月24日

所要時間 5:53 遊歩道入口−−6:02 馬屋跡−−6:05 一夜山 6:07−−6:14 遊歩道入口

概要
 城跡の山。白馬五竜テレキャビンの麓側駅近くの駐車場に遊歩道入口があり、稜線上に明瞭な道がある。851m標高点の南西側の馬屋跡が本当の最高点

 白馬村といえば後立山だが、村内市街地に近い平野部にいくつか低山(標高は高いが)がある。今回はそのうち、遠見尾根に上がるロープウェイの麓駅近くの一夜山に行ってみことにした。一応、地形図には破線が描かれているが信用できるのかどうか。

遊歩道入口。案内標識皆無 遊歩道入口から見た駐車場

 ロープウェイ駅へと上がっていき高台の一角に到着、右手に「一夜山林道」の表示があり、地形図ではここを僅かに下った場所から山頂に向けて破線が伸びているので下ってみたが、それらしき道は見当たらない。それよりも、地形に沿って稜線沿いに歩いた方がいいと判断し、Uターンして高台に戻り、送迎バス?が駐車された一般駐車場ではないような広場を突っ切って尾根の末端近くに乗りつけると明瞭な道が尾根上に延びていた。どうやら地形図の破線は存在していたようだ。入口には何も標識等は無い。

かなりまともな道が続く サンダルのままでも歩けそう

 まだ薄暗い中を出発、尾根は赤松樹林でさらに暗くなり、デジカメのシャッター速度は滅茶苦茶遅いので、立ち木にカメラを押しつけてブレを防ぐ。地形図通りなだらかな地形であり、道もよく整備されて体に触れる草木は皆無、長靴でなくてもよかったな。

井戸跡の案内標識。ただ、どこが井戸跡なのか分からなかった 馬屋跡ピークへの登り
馬屋跡。一夜山の最高点 馬屋跡の案内標識

 すぐに「井戸跡」の標識。本当にここは城跡だったのだ。名前は飯盛城とのこと。その先のピークには「馬屋跡」の標識。GPSの表示では山頂はこの先数10m程だが、この先は僅かに下ってその先は平坦地であり、ここが最高点に見えた。

一夜山山頂 一夜山山頂の案内標識

 GPSに従って進み、平坦地の肩のような場所に小さな神社?があり、そこが一夜山山頂だった。平坦地なので昔は城の建物(本丸)があったのかもしれない。しかし、やっぱり馬屋跡の高まりよりは低い場所であり、たぶん高さは2〜5mくらい低いと思われた。樹林に覆われて航空測量では正確な高さは出せないのかもしれない。

 帰路も同じルートを戻る。

 

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